人生を、共に。

 この章を読まれると、性分化疾患の子どもを持つことで、なんてたくさんの試練に立ち向かわなきゃならないんだとお感じになっているかもしれませんね。でも、これは覚えておいてください。どんな親でも、たくさんの試練に立ち向かわねばならないし、どんな子どもの親でも、たくさんのことを理解していかねばならず、子どもを支えていくには他の人の助けを必要とするのは、当たり前のことなのだということを。

 ここで私たちが挙げた、お子さんとの特別な会話は全て、皆さんにとって大きな重荷に思われることでしょう。でも、こういう会話をしていくことで、むしろ大切なこと、つまり、信頼のできる、オープンな、愛情を持った関係をお子さんと築き上げていくいくことができるのです。ご自身の人生の中でも、本当に大きな問題を今お子さんと話しているのだと、皆さんその時にはお気づきになるかもしれません。他の親御さんは決して体験しないようなことを。それは大変なことでしょう。けれども、皆さんにはなんとかそれを乗り越えていただきたいのです。親御さんが誠実に、オープンに、愛情を持って、繰り返し話をしてきた性分化疾患を持って大人になった人たちは、親御さんと本当に固い絆を結んでらっしゃいます。そして、自分自身の人生を自信を持って有意義に歩んでらっしゃるのです。

  

青年期

(11歳から18歳頃まで)

第2章のまとめ

オランダの文部科学省に当たる教育文化科学省の解放政策局の要請により、政策研究機関である社会文化計画局が作成した、世界ではじめての国家機関による、DSDs(体の性の様々な発達:性分化疾患)を持つ人々の実態調査書を日本語に翻訳しました!

 

探索的調査としながらも、DSDsを持つ人々への綿密なインタビューや、世界中の患者団体、多くの調査研究からの情報などを総合し、誤解や偏見・無理解の多いDSDsについて、極めて客観的で当事者中心となった報告書になっています。

 

近年日本でも、教育現場や地方・国レベルで、性的マイノリティの人々の一つとしてDSDsが取り上げられるようになっていますが、DSDについての知識が不十分なまま進められている現状があります。

 

性教育などでDSDsについて触れたり、地方・国レベルでDSDを持つ人々と家族についての政策を進言したいとお考えの皆様には、とても参考になる資料です。是非ご参照下さい。

オランダ社会文化計画局報告書

 「インターセックスの状態/性分化疾患と共に生きる」

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日本性分化疾患患者家族会連絡会:ネクスDSDジャパンは、世界のDSDs患者家族会・サポートグループと連携し、主にDSDを持つお子さんとご家族のための医療ケア、子育ての疑問などについて、世界中のサポートグループからの情報を発信し,日本の性分化疾患各種患者家族会との連携をしています。

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